人生の生き方

僕の尊敬できる人について紹介させてもらう。

僕は、中高と野球をやっている。そのなかである運命的な出会いをした。

れは、中学の時のコーチだ

そのコーチは甲子園名門校の監督のオファーもあったような偉大で他の指導者にはない「あくまで選手の感覚、意見を尊重できる」指導力でもなく人間力も兼ね備えた人物だ。コーチについては、機会があったら書こうと思っています。

今回は、その息子のZ君について書かせてもらう。

彼は、現役の中学生。とても細身で小柄である。べつに野球選手として「ホームランが打てる」とか「スピードボールが投げれる」といったそのような一般的にすごいといわれるような選手ではない。

ただ、彼は「とにかく口が上手く、負けず嫌いなのである」それなので男女問わず誰とでも喧嘩してしまうし、野球でも少し尖った部分がある。

少し前にそんな彼から聞いた話だ

https://media2.picsearch.com/is?-0Rqjoa0ENhakGzqlQtxa9eGt4zgqtvsZ_cylDDl1VY&height=255

僕自身、なかなか投手で起用機会がなく悩んでいた時の話である。

それは彼の出場した中学生の秋の大会のことである。彼は、小柄であまりうまくないことからレギュラーを外されてしまい迎えた大会のことであった。彼はチャンスで代打で出場することとなった。そして監督から出たサインは「バント」

それに怒り彼は思いっきり来たボールをフルスイングした。

そして監督が驚き、ひたすら彼に対してバントのジェスチャーをする。すると

彼は審判にタイム(試合を止める)を取り自ら監督のもとに向かっていき「絶対打てます」と言って打たせてもらえることになった。結果三振であったらしいが笑笑

そんだけのことを言いにいける。ましてや野球なんて監督が絶対的な権力みたいな風潮があるのにと思った。それならよっぽど打撃に自信があったのかと聞いてみると

「三か月くらい全く打てていない」という。自分は驚いた。それなのによく言えたなとそれでも「ダメになっても気にしない」と言う彼の考え方には脱帽である。

そんなことでも一生懸命に練習して野球を楽しんでいる彼の話を聞くと自分の悩みが恥ずかしくなった。

そんな3個年下の彼をリスペクトしている。

ご覧いただき有難うございました。